第89回箱根駅伝 総合優勝は日体大

箱根駅伝公式Webサイト

今年の箱根駅伝は、日体大が復路も盤石の走りで、30年ぶりに総合優勝。往路で作った2分半のリードが後続の選手に余裕を与えたことが大きかった。もともと上位の常連校だけど、昨年の19位からわずか1年で総合優勝に返り咲いたのは本当にすごい。2位が東洋大、3位は駒大。

4位帝京大と5位早大はゴール前で短距離勝負。帝京大の選手が早大の選手の様子をチラチラ見ていて、スパートするタイミングをうかがっていた。何回も横や後ろを振り返ってたから、かえってロスにならないのかなと・・・。結果として帝京大の選手がわずかに競り勝ったんで、結果オーライなんでしょうが。かけひきが面白かった。

昨日の往路の記事を書いた後に知ったんですが、城西大と中央大が5区で途中棄権していて、今日の復路は参加はしていても参考記録に。8区で中大の選手が区間賞の記録よりも36秒上回っていて、「タスキをきちんとつないでます」とか実況するくらいなんだから、参考記録でも画面に表示してあげればいいのに。

来年も日体大が連覇をするのか、それとも2位以下の学校が巻き返すのか。大幅なコース変更等がされない限りは、やっぱり往路でどれだけリードを広げて優勝できるかが大きなポイントになりそう。どの学校にもチャンスはあると思うから、来年も楽しみ。