初めて確定申告をしてきました

気がつけば確定申告の申告・納税期間もあと2日ということで、自分で申告書を書いて税務署に提出してきました。

今回が初めての確定申告でしたが、申告書の作成にあたってどう判断していいものか悩んだところや感想をメモしておきます。なお、前提として2012年の10月に会社を退職、申告時点まで就職やバイトなどはしていません。

雑所得について

よく言われる、給与所得者で利益が20万円以下なら確定申告しなくてもいいという話。これは雑所得を理由に確定申告しなくてもいいということであって、それ以外の理由で確定申告をするなら、雑所得もあわせて申告が必要。生活用動産の譲渡による所得ついては非課税という規定はありますが、オークション等の売買で利益が出ている人は注意が必要です。

今回は雑所得が発生してないので関係ありませんでしたが、調べてみて初めて知りました。また、所得税は問題なくても、住民税の申告は必要になるケースもあるようです。各自治体で対応が異なるのでこちらも要確認。

社会保険料控除について

国民年金と前職の会社の任意継続保険を利用しており、翌年(2013年)分も含めて2012年中に納付済。翌年分については、前納の期間が1年以内であれば控除対象に含めても差し支えないと記載があるので、全ての金額を控除として申告しました。

No.1130 社会保険料控除|所得税|国税庁

ただ、国民年金の控除証明書に「11月分保険料(口座振替の早割の方は12月分保険料)は、翌年1月4日が口座振替日のため翌年分の控除対象です。」という記載があり、非常にまぎらわしかったです。納付したのが翌年だったら翌年の控除対象だよってことを言いたいんだと解釈しましたが。

税務署でもらった申告書と、e-Taxで出力される申告書が違う

税務署で職員の方に年の途中で退職したこと、現在も職にはついてないことを説明したら、申告書Aと書き方の手引きを渡されました。いきなり用紙に書くのもなんなんで、e-Taxを使ってみることに。

【e‐Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)

この時、e-Taxで作成された申告書はB。試しに作って計算だけできればいいやと思っていたので、PDFを保存して内容を申告書Aに転記。基本的に申告書Bで出しておけば問題ないんですが、どっちが正しいの?と混乱してしまいそう。

【申告書用紙】|確定申告期に多いお問い合わせ事項Q&A|国税庁

確定申告はやっぱり面倒

期間中、3回税務署に足を運びましたが、申告書の作成相談の窓口はいつも長蛇の列。まぁ自分でなんとかできるだろうと思っていたものの、手引きを読んだりネットで検索したり、いざやってみると判断に困るケースが多々ありました。もしかしたら判断が間違ってるかも。という不安もありますし、早いうちに相談窓口へ行っておけばもうちょっと楽できたかなぁと思います。

結果として、作成した申告書はだいぶ簡単なものでしたし、提出も待ち時間を含めて5~10分くらいで終わりましたが、やっぱり確定申告は面倒というイメージは拭えません。とはいえ、面倒だからいいや。で済ませられる話しでもないので、こればっかりは回数重ねて慣れるしかないのかなと。

あと2日ありますので、まだの方はお早めに。