Perfumeのドームツアーが終わってしまった

24日、25日と2日続けて参戦して、とにかくすばらしいライブだった。という思いはあっても、一日たって早くも記憶は断片的にしか残っていない。

『Party Marker』では上下にステージが動いたり、『Sleeping Beauty』では観客を人形のようにつまみあげたかと思ったら、 本人がスクリーンに映しだされるなんて演出も。『Spending all my time』のプロジェクションマッピングは、さらっとやってるように見えるけど、 すごいことなんだよなぁと改めて実感した。*1

ステージもスクリーンもフル活用して、先鋭的な演出やパフォーマンスを披露したかと思えば、ひたすら自由なMC。 会場が東京ドームになっても、3人がつくるゆるい雰囲気はいつもと同じ。これもまたPerfumeのライブならでは。 いろんな人をいじっていたけど、ステージからかなり離れてる席でも、観客の様子はよく見えてたみたい。

アンコールの『Dream Land』は、時間の流れがゆっくりになったように幻想的で、なんともいえないさみしさと次への期待感を残して終演。

アンコール前の最後のMCで、あ~ちゃんが「2010年の時はバキバキ(バリバリ?)に緊張してたから、翌日のテレビを見て『ドームに立ったんだ』と実感した」と言っていた。 それから3年、東京ドームのライブは「自分たちへのごほうび」に。その言葉のとおり、誰よりもライブを楽しんでいたのは3人だったと思う。

*1:10月19日にICCで行なわれたRhizomatiks展のアーティストトークで、実際は光がめちゃくちゃまぶしくて踊るのも大変。といった説明があった。そのあたりが改善されたのかは不明