網膜投影型ヘッドマウントディスプレイ「Glyph」

ヘッドマウントディスプレイといえば、SONYのHMZ-Tシリーズが有名ですが、海外では網膜投影型の「Glyph」という製品が開発されてるみたいです。

ヘッドホンモードになる網膜投影型ディスプレイ Glyph 来年発売、予価499ドル - Engadget Japanese

網膜投影型は、名前の通り目の網膜に直接映像を見せる仕組み。視力が悪い人でも鮮明な映像を見れるらしい。用途は異なるものの、 ブラザー工業がこの技術を採用した「AiRScouter」を2012年に発売している。

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実際に被って体験してみたのだが、映像は非常に美しく、内部的な処理が720Pとは信じられないレベル。ヘッドマウントディスプレイの使用感で「目の前にシアターのスクリーンがあるような」と形容することがあるが、それがかつてないスムーズかつ自然なレベルで実現されている。しかも裸眼3Dだし、調節ダイヤルでちゃんとフォーカスすれば、視力が悪くてもクッキリ。

どの程度までフォーカスの調整が可能なのかは分からないけど、メガネやコンタクトをしなくても使えるのであればかなり魅力的。 あえてわがままを言えば、ワイヤレスHDMI対応だったら完璧なのに。いっそのことSONYと協力していいとこどりの製品作ってくれないかな。

1月22日からKickstarterで出資の募集開始。499ドル以上の出資で市販版1台が入手可能とのこと。日本を含めた海外への発送も対応してくれるとしたら、もうすこし費用がかかりそう。 思いきって出資するか、日本でも展開されるのを待つべきか。