スポーツにおける採点の是非と主観

先日書いた、スポーツ選手への期待とてのひら返し と似たような内容かもしれませんが、女子フィギュアは特に顕著だと思うので書いておきます。

採点競技は採点に主観が入ることで、その公平性や是非に賛否両論があります。 自分達が応援している選手に不利な採点がされれば、文句の一つも言いたくなるもの。 オリンピックや世界レベルの大会だからこそ、公平性を期待する一方、 主観が入ることで自分達が有利になることもあります。それはスポーツ全般に言えることです。 *1

例えば、今回優勝したソトニコワ選手と浅田選手の国が逆だったら、 採点の是非について同じような論調になっていたかは分かりません。審判だけでなく、 応援する側にも少なからず主観はあるはずです。2020年の東京オリンピックで その意識はもっと強くなるのではないでしょうか。

そういう意味では、100%公平な採点をするのはおそらく無理で、 批判されるべきは、周囲からの疑念や憶測をぬぐえない競技運営側。何より、せっかく選手達が感動的な パフォーマンスをしても、すぐさま話題が採点の是非に移ってしまってもったいないなと思います。

*1:明らかな不正があったとしたら別