「商用目的」のあいまいさ

ゲッティ イメージズが、非商用目的であれば、無料で画像埋め込み機能を利用可能とする。という記事を読みました。

本来有料でないと使えないものが無料で使えるって、すごくありがたいことなんですけど、 利用条件にある「商用目的かそうでないか」の線引きって、あいまいな部分があると思うんです。

今回のケースで言えば、おそらく個人が運営していて、商売をメインとしたサイトやブログでなければ たいていOKなんでしょうが、厳密に言えば、広告やアフィリエイトのリンクを貼ってたらどうなんだとか、 SNSで活用するのだって、間接的に商用目的な使い方になっているかもしれません。画像ではないけど、 他の会社のサービスでは、広告とかを貼ってたら使用料を払わないとダメなものもありました。

会社やサービスによって「商用」の定義が異なる場合があるので、どれも同じような線引きで使っちゃうと、 実は規約違反でした。なんてことが起こりえます。問題があったら削除するとかお詫びするとかでも いいのかもしれないけど、あいまいさを極力無くしておけば、サービスを提供する側と利用者側、 双方にとってメリットになるんじゃないかなと。*1

そこまで気にするくらいなら、サポートに問い合わせるなり、使わなきゃいいだけなんですけどね。 他の人はこういうサービスを使うとき、判断に困ったりすることないんだろうか?と思います。

*1:ルールが厳密になりすぎるとデメリットかも……