コマンドプロンプトの見た目を変えるコマンドを使ってみる

コマンドプロンプトの見た目を変える、COLOR、TITLE、PROMPT、3つのコマンドを使ってみました。

COLOR

COLORコマンドはウインドウの背景色や前景色(文字の色)を変更します。

COLOR 1F

COLORのあとの英数字(引数)は16進数で、1桁目が背景色、2桁目が前景色です。

16進数と色の対応(ヘルプより抜粋)

0 8 灰色
1 9 明るい青
2 A 明るい緑
3 水色 B 明るい水色
4 C 明るい赤
5 D 明るい紫
6 黄色 E 明るい黄色
7 F 輝く白

引数に何も指定しないと、標準の状態に戻ります。

COLOR

変更した色はウインドウを閉じると元に戻ってしまうので、 変更を継続させたい場合はプロパティで設定。

TITLE

TITLEコマンドは名前の通り、コマンドプロンプトのウインドウのタイトルを変更します。

コマンドプロンプトを起動した直後

TITLE コマンドプロンプト

ウインドウのタイトルが「コマンドプロンプト」に変更されました。 こちらもウインドウを閉じると変更した内容は元に戻ります。プロパティで設定はできません。

PROMPT

PROMPTコマンドは、プロンプト(コマンドなどの入力待ち状態で表示される文字列)を変更します。

PROMPT aa$G

PROMPT $D$G

使用できる特殊な文字(ヘルプより一部を抜粋)

$A &
$D 現在の日付
$G >
$L <
$N 現在のドライブ
$P 現在のドライブとパス
$T 現在の時刻
$V Windows のバージョン番号
$$ $

引数に何も指定しないと、標準の状態($P$G)に戻ります。

PROMPT

ウインドウを閉じると変更した内容は元に戻ります。プロパティで設定はできません。

どのコマンドもあまり使う機会はなさそうですが、見た目を変えることでちょっとした気分転換になるかもしれません。