流行の技術を追いかけること

流行り廃りに左右されない、何年経っても使える技術、基本的な知識をきちんと身につけろとよく言われますし、必要なことだと思います。それとは別に、便利なものができたらそこに人が集まるのは当然で、もっと良くしてやろうと新しく何かを作るきっかけになったり、使う人がいなかったら改善やメンテナンスをしようとする人もいずれいなくなる。

古い技術から脱却できないことを自虐的に言ってみたり、誰かから揶揄されたりするのはありがちなことだけど、今ある便利なものの多くは、使い込んでは新しく作られるサイクルの上に成り立っているはず。廃れないと思っていたものが時間の経過とともに覆されることだってあるし、何年後に何が必要かなんて完全には予測できないので、むしろ自分も積極的にサイクルを回す原動力の一部にならなきゃいけない気がします。