『月刊MdN 2015年9月号』を読みました

特集のテーマは「振り付け☆愛」。MdNはグラフィックデザインの雑誌ですが、表紙には「振り付けは身体によるグラフィックデザインだ。」の言葉。言われてみればたしかに。Perfumeのダンスの振り付けや演出に携わるMIKIKO先生のインタビューなどがあるということで買いました。ここで書いてるのもPerfumeに関連したものがほとんどです。

月刊MdN 2015年 9月号(特集:振り付け☆愛 時間と空間のビジュアル革命)

月刊MdN 2015年 9月号(特集:振り付け☆愛 時間と空間のビジュアル革命)

内容としてはPerfume、BABYMETALELEVENPLAY 、それぞれの楽曲や公演に対してどういうイメージで振り付けをしていったかのコメントや、自身のキャリアを振り返るインタビューなどが掲載されています。

自分がPerfumeのファンになったのは2007年の後半。MIKIKO先生の存在を知ったのはライブか何かで「MIKIKO先生から振り付けのビデオが届いて、わたしたちはそれを見て覚えるんです」みたいな話を聞いたのが最初だったと思います。ニューヨークで活動しているくらいだから、すでに振り付け師としてのキャリアを確立してる人なんだと勝手に思ってたんですが、インタビューを読んでみると、そこに至るまでの経緯であったり、いろいろな悩みや葛藤も抱えていたことを初めて知りました。

Perfumeのダンスやライブでの演出がどういう意図やこだわりをもってなされているか、読んでいて実感できましたし、Perfumeの活動ぶりについて「びっくりし過ぎて今は一生懸命受けとめようとしています」というコメントが印象的です。MIKIKO先生の人柄やポリシーだけでなく、チームPerfumeが絶妙なバランスのうえに成り立っている、その一端が垣間見れる内容だと思います。

なお、今日8月11日が誕生日だそうで。おめでとうございます。

自分が中学生のときにダンスが必修だったら、積極的に頑張れたかは疑問ですが、楽しさや達成感があるのは理解できます。身体で表現するという観点で言えば、走ることもその一つと言えるのかなと。「速く走れそう」とか「かっこよく」見えるように振り付けをしてもらいたいですね。意外と記録も向上するかもしれません。