- 出版社/メーカー: FILCO
- 発売日: 2013/09/20
- メディア: Personal Computers
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タイトルにもある茶軸というのは、キーを入力するスイッチ部分に使われている軸の色。茶軸以外にも赤軸、黒軸、青軸とあって、各スイッチの特徴については下記ページの「Step 3 スイッチを選ぶ」に書かれています。
自分が試してみた他のスイッチのざっくりとした印象としては、赤軸はキーの押下が軽すぎ、黒軸はキーの押下が重く、青軸はカチカチと音がなる機種なので早々に対象外。
最初は赤軸と茶軸で迷いました。黒軸はキーを押下したときの重みがしっくりこなくて魅力がよくわからず。青軸は今になってみるとあのカチカチ音が良いかも。むしろMajestouchキーボードを買うなら青軸にすべきだったのかもしれないと思うことがあります。
というわけで茶軸にしたわけですが、 使い始めて2ヶ月ちょっと経ったので感想などを。
良いところ
キーボードとPCをつなぐ線がない
Bluetooth接続だから当たり前なんですが、キーボードから伸びる線が1本無いだけでもかなりスッキリしたように感じます。線が無くなるのは自分にとってメリットが大きいです。
キーボードの配列(Fnキー)が特殊
商品ページの下の方に記載されている、キーボードの配列を見ていただきたいんですが。
ダイヤテック・製品情報 - Majestouch MINILA Air JP68キー 茶軸
Fnキーが両手それぞれの親指で押せるので、ホームポジションを崩しません。s、d、f、eにカーソルキーが割り当てられているのは便利と思われますが、慣れすぎると他のキーボードが使えない度合いが強くなってしまいそう。今のところカーソルの移動は本体のカーソルキーを使うようにしています。
交換用のキートップと引き抜き機が付属
キートップの引き抜き機と交換用のキートップが標準で付属しているので、別途用意する必要がないのはありがたいです。
本体裏側にあるDIPスイッチで左側のCaps LockとCtrlキーを入れ替えています。
打鍵時のガチャガチャ感が減った
これは別途発売されている静音化リングをつけたというのもありますが、低くこもった音になり、勢いよくキーを打ったときのガチャガチャした感じが低減しました。ただ、リングをつけたことでこのキーボードの特徴も低減したような気がしますし、Enterキーは今の方が音は大きいです。(以前使っていたのはPFUのHappy Hacking Keyboard Lite2)
静音化リングをつけるとこんな感じ。
サイズ Cherry MX軸対応 静音化リング MXORDP
- 出版社/メーカー: サイズ
- 発売日: 2014/09/02
- メディア: Personal Computers
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本来もっと静音性を重視するはずだったんですが、これとは別に期待していた仕様を勘違い(後述)して購入に踏み切ったためないがしろに。
イマイチなところ
スタンドが不安定
キーボードに角度をつけるためのスタンドは無段階で調整できるようになっていますが、持ち上げて置き直した時などわりと簡単に角度が変わってしまいます。本体の重量もあるので、もう少ししっかりした作りにしてほしかったです。
電源スイッチが本体の裏面にある
電源スイッチが本体の裏面にあるので、毎回本体を持ち上げて切り替えるのが面倒です。スタンドを立てていれば手さぐりでオンオフできることがわかりましたが、スイッチは表か側面にあるほうが楽ですね。今はもうオンにしたままにすることが多くなりました。
左Shift、スペース、Enterキーは簡単に引き抜けない
これら3つは他のキーと構造が違うため、そのまま引き抜くことができません。引き抜き方を解説している記事を見ながらやってみましたが、壊してしまいそうだったので断念。困るのは掃除をするときと静音化リングをつけるときくらいだとは思いますが。
有線タイプの仕様と勘違い
これは完全に自分のミスです。
今回購入した機種は有線タイプ(Majestouch MINILA)もあって、本体にマウスなどのUSB機器が接続できるようになっています。こちらも同じ仕様だと勘違いしてしまい「キーボードのBluetoothの接続先を切り替えるだけで、マウスがセットで使いまわしができる!」と思っていたら、実際に使う段階になってUSB接続の口がないことに気づく体たらく。よく考えれば電池で駆動するんだから、仮にUSB機器が接続できたとしてもあっという間に電池を消耗していくだけ…
Bluetooth接続について
ペアリングに手間どる
Bluetoothのアダプターもあわせて購入しましたが、アダプターで推奨されているドライバーではペアリング後に肝心のキー入力が認識されず。キーボードに問題があるのかと思い、Macに接続してみるとこちらは問題なし。結局Intelが配布しているドライバー(別の機器のためのもの)をインストールしたらなぜか認識されました。
とりあえず使えるようになったし、これ以上検証するのも面倒になったので、個別の製品がどうこうというよりはキーボードとアダプターの相性が悪かったと思うようにしています。
買ったアダプターはこちら。
ELECOM Bluetooth PC用USBアダプタ 超小型 Ver4.0 Class2 forWin8 ブラック LBT-UAN05C2
- 出版社/メーカー: エレコム
- 発売日: 2014/03/17
- メディア: Personal Computers
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ときどきキー入力が止まらなくなる
文章を入力している最中など、突然キー入力が止まらなくなります。こちらもキーボードやアダプターの問題なのか、Bluetoothの仕様で発生するのか不明。大きな問題にはなっていませんが、Enterキーの入力が止まらなくなって確定しちゃいけないものが確定したりするとちょっとこわいです。
まとめ
仕様を勘違いして購入に至るという大きなミスをやらかしてしまいましたが、キーボードからの線が無くなるだけでも導入したメリットは大きく、使い心地も悪くありません。ヘッドホンやスピーカーもBluetooth接続のものを買ってしまおうかと思ったくらいなんですが、ところどころ不安定さも。もし使い続けてひどくなるようならUSB接続かLogicoolのUnifying接続のキーボードにします。
キーボードの候補を検討したときの記事