できなかったことができるようになるまでの苦労は忘れてしまいがち

自分が今までできなかったことができるようになると、 できて当たり前になったことほど、そこに至るまでの苦労は忘れてしまいがちです。

例えば、僕がプログラムをそれなりに書けるのも、何もしてない人よりは多少走るのが速いのも、 ある日突然できるようになったわけではなくて、時間をかけてあれこれ勉強したり試行錯誤したり、 トレーニングを継続してきた結果。*1

裏を返せば、自分のできないことができる人を見るとうらやましいと感じてしまうのも同じこと。 その人がどういう過程を経てきたのかをすっとばして、憧れの気持ちだけでいきなり自分でやろうとしても 上手くいくわけがない。大人になると、なんでも効率よくできてしまうような気になるけど、 実際はそんな単純じゃないし、すごい人ほど難しいことを簡単にやってのけてるように見えるもの。

大人でも子どもでも、何か新しいことを始めてめげそうになったら、 今はできて当たり前のことができなかったころの自分を思い出すと、 モチベーションを上げるきっかけになるのかなと思います。

*1:今後もっとレベルアップを目指さないといけないわけですが