ペンライトも無線でコントロールする時代

3月9日にNHKが主催した「明日へ」のコンサートに行ったんですが、入場時にペンライトが配布されました。

明日へ ―支えあおう― NHK東日本大震災プロジェクト

スイッチを入れても光らないので、なんだろうと思っていたら、開演前に無線で光り方などをコントロールするものです。と説明があり、試しに光らせてみると会場からはおぉーっていう声が。光ることうんぬんよりも、ペンライトの中身が技術的にどうなってるか気になってしまい、分解してみたいという欲求にかられながら終演後に返却しました。

次世代型ペンライトの可能性 ニュース-ORICON STYLE-

課題点としては、前述のようにすべてをオートクチュールで製作するため、準備期間は短くて2ヶ月。複雑な場合だと4~5ヶ月を要する。また、観客が好きな色に変えることができない点も挙げられる。

「その点は研究を進めており、ペンライトの振り方で色を変化させられるものも検討しています。また、お客さんがステージ上のLEDライトを変化させることができるような、相互通信機能の開発も進めています」

技術やコストの面でクリアしなきゃいけない課題はあるんでしょうが、観客席側の演出だけでなく、ステージ上の演出にも変化をもたらすことが可能になるみたいで。

ペンライトってアーティストによっては持ち込みが禁止になってたりするし、持ち込みOKでも空気読まずに光らせてるとうっとうしく感じることがあります。主催者側でコントロールすることで演出の幅が大きく広がりそうです。Perfumeのライブでもぜひ。