『苦しんで覚えるC言語』でC言語を勉強しなおす

「プログラミング言語の公用語を決めるならCかJavaScriptかなぁ」と言っておきながら、 Cは学生の頃(10年以上前)に勉強して以来、PHPやJavaにシフトしていったため、さわった機会はほぼゼロです。

プログラミングにおける公用語(言語)を決めるとしたら何になるんだろう - Sprint Life

この記事を書いてから、実務経験としてプログラミングやシステム開発に携わったことがあるとはいえ、 そもそも「プログラミング言語は何が良いのか」を語れるほど知識や技術を きちんと習得できてないのでは。と思うに至り、まずはCから勉強しなおすことにしました。

苦しんで覚えるC言語

苦しんで覚えるC言語

苦しんで覚えるC言語

もともとサイトの存在は知っていましたが、書籍化されていたので購入。

一通り読んでみた印象としては、『苦しんで覚える~』ってタイトルからしてしんどそうなイメージですが、 実際に苦しく感じそうなのはポインタまわりの説明以降で、むしろ入門書としては分かりやすいように思います。 Windowsに限定されますが、「EasyIDEC」という学習用C言語開発環境(エディタ+コンパイラ+サイト閲覧)が 配布されているので、てっとり早く始められるのも良いです。

とりあえずHello, worldを実行してみたところ。 *1

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この本だけじゃなく、必要に応じて補強するなら以下のどちらか(もしくは両方)かなと。

プログラミング言語C 第2版 ANSI規格準拠

プログラミング言語C 第2版 ANSI規格準拠

C実践プログラミング 第3版

C実践プログラミング 第3版

『プログラミング言語C』は鉄板とされていますが、翻訳がよくないので原著を読むべきだという声もありました。 どちらもまだ買ったわけではないので、中身を見てから決めるつもりです。

Cの開発はIDEとかとあまり縁がない古いイメージのままなので、最近の動向については以下の本で。

何をもってゴールとするかは決めていませんが、様々なプログラミング言語を使ってみて、 その過程で情報科学についても必要に迫られるので、並行して取り組んでいければと思います。

(この記事を書くのにかかった時間は約2時間です)

*1:最初はPATHを通すのもよく分からなくて、コンパイルすらまともにできなかったのを思い出しました