トレーニングや身体、健康に関する様々な説について、現在の研究ではどうなっているのかを解説しています。結論が出ていないものは、はっきりそう書かれているのが特徴です。
- 作者: アレックス・ハッチンソン,児島修
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2012/02/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 健康のためにはどの程度の運動をすればいいのか?
- 脳は疲労とどのような関係にあるか?
- スリムになりたいだけの人でも筋トレをすべきか?
- 筋力とパワーの違いとは?
- マッサージはどのくらい効果があるのか?
- 痩せるためには食事制限と運動のどちらが有効か?
一番衝撃的だったのは、「運動前にストレッチをするとパフォーマンスが低下する?」という説。
ストレッチをすると、1時間から2時間はパワーやスピードの低下が起きる為、ストレッチをするなら、トレーニングをしない日やトレーニング後の方が良いと結論づけています。トレーニングや試合の前など、ストレッチをすることは時々ありますが、直前にやるとかえって逆効果だったとは思いませんでした。
もちろん本書に書かれている内容も、更に研究が進むことによって覆される可能性はありますが、競技者でも一般の人でも、運動をするなら一度読んでおいて損はないと思います。